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5月
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by kkzuz
| 2007-02-28 23:22
| 出来事
5月24日(水)
左足裏ズル剥け状態は、モロに生活に支障をきたした。 footbagはもちろんのこと、歩くことすらままならず、シャワーを浴びる度に悲鳴をあげる。 そんな中、もちろん練習はできない。 週末の試合なんてとんでもない話である。 ‘前向きに検討するとは言ったが、この状態ならお互いに無理だと判断するだろう・・・。’ 水曜日、とりあえず練習を見学に道場を訪れた。 青木先生に事情を話す。 K「今日は負傷で練習できません。土曜日の試合は・・・」 青「そうかー、じゃあ今日は休んで土曜日はテーピングでよろしくね♪」 えぇ!!!出すつもりですか!!! 前向きに検討って・・・、えぇ!?歩くのも痛いっすよ!? 青木先生の顔を見ると・・・言えねぇ。 今更、足が痛くて出れません。なんて言えねぇ・・・。 覚悟を決めるか。決めろ、karzu。 そして土曜日の早朝、ライプツィヒに向けて出発したのだった・・・。 #
by kkzuz
| 2007-01-31 16:26
| スポーツ
5月22日(月)
昼過ぎにfootbagの練習を1時間半ちょっと。 練習後昼寝をしてから夕方、約束の剣道の練習へ出かけた。 練習場所の体育館に入ってみると、青木先生の他に2人、日本人発見。 一人はミワさん、青木先生と一緒に指導している関西人。 もう一人はスギノ君(早稲田大剣道部出身)、ベルリンでカメラの勉強をしている学生。 うわー、日本人がいるとすぐ化けの皮が剥がれるな~(汗)。 青木先生から防具一式を借り、練習に参加。 初中級者組と上級者組に分かれて練習をする。 青木先生が初中級者、ミワさんが上級者を指導、俺は有無を言わさず上級者組に入れられた。 もっとできるかと思ったが、ソッコー死亡。 12年振りの剣道は甘くなかった(涙)。 キツイ練習に気合で続けてたが、そのうちスギノ君が「ホントきつかったら抜けて構いませんから」と気を使うまでに。 いつもならむきになって続けるところだが、やべぇ、こりゃみんなに迷惑をかける・・・とそのうちギブ。練習途中で抜けた。 切り返し、という練習があるのだが(切り返しは剣道の基本、まず切り返しでアップをする。練習最後も切り返しで締める)実際には最初の切り返し1本で死にそうになっていた。おおお・・・ありえん。 休憩を挟み、地稽古に入る。 地稽古は稽古相手を選んでお互いに試合のように稽古する。普通は実力の上の人を選んでお願いをする。 少し休憩して少しはマシになった俺は、青木先生に地稽古をお願いした。 青木先生はもう相当オッサンなので運動量はないが、けっこうタイミングよく小手を打たれた。 その青木先生と稽古中に左足の皮が剥けた。 剣道は左足を後ろに引きつま先立ちで構えるので、打つときも守るときも左足に重心が掛かる。 現役中は何回も剥けて再生を繰り返し、かなり堅かったものだ。 あれから12年経った俺の足裏は今やフニャフニャだった。3秒で剥けるのも当然だった。 青木先生の後、ドイツ人にお願いされ稽古したものの、ずる剥けの左足はものすごく痛く踏ん張れないし踏み込めない。軽くあしらって終了。 地稽古の後、最後に係り稽古という地獄が待っていた。 これは野球で言う千本ノックである。休まずに相手に打ちまくっていかなければならない。 左足裏は痛い、体力もなくヘロヘロ、日本人なのにドイツ語で指導するもんだからイマイチ理解できない、もう死にそうである。 なんとか(泣きながら)係り稽古も終了。 左足裏は肉が剥き出しになって、もう普段通りには歩けない。 俺はベルリンまで来て、なんで剣道なんてやってしまったんだ・・・? #
by kkzuz
| 2006-12-01 22:24
| スポーツ
5月17日(水)
footbag練習帰りのある日、俺はプラットホームで電車を待っていた。 となりのベンチにアジア人らしき女性が座った。 そういえばBerlinは日本人少ないな。韓国人かな・・・と思って横を見たそのとき!俺は衝撃を受けた。 その女性は剣道の防具と竹刀袋を持っていたのである。 小学校から高校卒業まで剣道部に所属していた俺のテンション急激に上昇! えぇ!! 剣道!? ここBerlinだぜ? えぇ!? 思わず俺は話し掛けていた。 「それ、防具ですよね?」 話し掛けられた女性は驚いて目をぱちくりしている。 「いや、昔やってたもんで。Berlinで見かけるとは思わず、ビックリしちゃって」 その眼は獲物を見つけたライオンの眼に変わっていた。 「そうなんですか!じゃあ是非一緒にやりましょうよ!防具は?今学生?」 すぐに電車がやってきて俺は一駅で降りたのだが、是非一度観に来て、と連絡先と住所を貰った。 ドイツでどんな剣道をやってるのか興味はあるな・・・。一度行ってみるか。 数日後、教えてもらった場所を訪れた。 学校の体育館を借りて月曜と水曜の週2回練習しているという。 入り口でしばらく見てみる・・・日本人の指導者にドイツ人が15人くらいか。 金髪にアルファベットの名前の選手たち。やはり雰囲気が違う。 指導者が俺に気づき、入り口まで来て、どうぞどうぞと中まで案内してくれた。 パッと見で2人上級者がいる。この2人は今俺がやっても勝てないかな。 でもドイツ人みんな思ったより上手だ。けっこうしっかり練習している。 二刀流とかもいるし、ロン毛やピアスがいるのが日本ではありえない(笑)。 練習終了後、館長(指導してた人)の青木先生に誘われた。 「ちょっと飲みに行くけど、おいでよ」 まぁ、友人もまだ少ないし久しぶりに剣道の話も悪くないな。 近くのタイ料理屋でビールを飲みながら、自己紹介しつつ質問攻めを受ける。 青木先生は人懐っこく笑顔がステキなおやっさん。 青「karzu君、剣道やんない?」 K「いやいや、ただ見学に来ただけですから。防具もないし」 青「君がその気なら、防具一式すべてこっちで準備するし」 K「でも12年以上触ってないんですよ?」 青「そんなのすぐ思い出すよ。二段なんだろ?」 K「いや、まぁ、はぁ・・・」 青「来週の土曜日に大会があるから出てくれない?」 え!いつの間にか「剣道やらない?」から「大会に出てよ!」になってる!!! 話を聞くと・・・ ・来週の土曜日にLeipzig(ライプツィヒ)で大会がある ・Berlinの道場からは3チーム出ることになっている ・1軍、2軍はメンバーが決まっている ・3軍は試合に初めて出る選手たちだが、青木先生を入れても1人足りない ・だから12年やってなくても問題ない(逆に強い) ・・・ということだった。 そうか・・・。でも外国で剣道をやる機会なんて普通ないだろうな。 青木先生も生徒のドイツ人たちもイイ奴らだし、とりあえず練習に参加してから決めるか。 「じゃあ、ちょっと前向きに検討してみます。とりあえず次の月曜日、練習に行きます」 さて、面白くなってきたぞ。 #
by kkzuz
| 2006-11-22 20:58
| スポーツ
5月7日(日)
旧東ドイツに位置するDresdenで降ろされた3人は、どうやってBerlinまで帰るか相談していた。 しかしすでに俺にはある考えが浮上していた。 今回日本を発つ前、3年前にドイツで仲良くしていた韓国人の友達Hoey-Yoel(フェイ・ヨル)にメールを送っておいた。確かその返事には、今Dresdenにいると書いてあったような・・・。 一応、電話番号はメモってある。 BerlinからDresdenもそう簡単に来れるもんじゃないし、これは逆にチャンスなんじゃないか!? MathiasとAndrewに俺はDresdenに残る!と宣言し、Hoey-Yoel捜索に全力を注いだ。 その甲斐あって、なんとか連絡が取れた。 どうやら、Dresdenから電車で1時間弱、Freiberg(フライベルク)という町にいるらしい。 2人が昔、一緒に勉強した町の名は、Freiburg(フライブルク)。 Hoey-Yoelよ、お前はどこまでFrei(自由、無料とかの意。英語のフリー)が好きなんだ!? Freibergについたとき、すでに22時を過ぎていた。 旧友は駅で待ってくれていた。 小さな町を歩きながら3年ぶりの再会を喜び、ビールを飲んでケバブを食べた。 日本人と韓国人、お互いの会話はドイツ語。考えてみれば不思議な関係だが、俺たちにとっては昔と変わらない普通の関係。 彼はドイツ人と対等に大学で勉強している学生になっていた。 その当時は一緒にドイツ語を勉強していたのに・・・。うるうる。 するとHoey-Yoelが 「お前は3年もずっと日本にいてドイツ語なんか話してないハズなのに、どうして俺と変わらないドイツ語を話すんだ」 いや、さすがにHoey-Yoelの方が断然上手いけど(実際俺は何度も訊き返された)、確かに自分でも思った以上には話しててびっくり。 その夜から2泊、学生寮で暮らすHoey-Yoelの部屋にお世話になり、その間Hoey-Yoelの友人(ドイツ人、韓国人)と一緒に酒を飲み、話したりゲームしたり歌ったり。エンドレスパーティーで楽しく過ごした。 韓国人ってホントイイ奴ばっか。 彼らは仁義を大事にする。ちょっとしたこと(醤油とって、とか)でお礼を言うと、 「俺たちは友達だろう?わざわざ礼なんて言う必要はない」 って怒ったりする。それが嬉しかったりする。 今度は絶対Berlinに遊びに来てね、と再会を約束してDresdenを後にした。 偶然だったけどお前に会えて本当に良かったぞ、Lee Hoey-Yoel。 #
by kkzuz
| 2006-11-22 17:56
| 出来事
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