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9月13日(月) 晴→雨
夜勤明けの眠い目をこすりながら那覇空港へ向かう。3泊4日の八重山ジャーニーだ。 那覇はめっちゃ晴れてるというのに、石垣島は雨らしい。 着いてみるとやっぱり降っていた・・・。 <乗ってきた飛行機> 宿も行き先も決めていないが、一つだけ決まっているのは波照間島で1泊すること。友人が民宿で働いているのだ。ただ客が一杯で、泊まれるかどうかはわからないらしい・・・。 さて、もう波照間へ行っちまおう、ということで船の発着場へ行ってみると「波照間行きは天候不順のため欠航です」だって!そりゃ結構。さすが俺の旅、一筋縄じゃあ行かねぇ。友人に今日は行けないと電話で伝え、少し考えた結果、黒島へ行くことにした。ちなみに石垣-波照間は船で約60分、石垣-黒島は約20分。黒島行きは運航していた。早速黒島の民宿へ電話すると1発目ですぐ宿が取れたので、黒島行きのチケットを購入。いざ黒島へ。 20分の船旅、いやぁ揺れた揺れた。まるでジェットコースター。波の衝撃も凄まじいね。ガツンガツン横から下から来るんだから。 港に着くと、各民宿のお出迎え。俺がきょろきょろしていると、クラクションがプップ。おじいちゃんが手招きしている。あんたなんで俺ってわかったんだい?エスパーかい? どうやらこの便での客は俺独りらしい。迎えの車に乗り込むと、おじいさんはエンジンをかける。それにしても怪しい車だ。ラジオはないし、ないどころか配線剥き出しになってるし、当然汚いし。マンガみたいにエンジンかからないし。プルル、プルル、プルル・・・かからない。「おかしいな・・・?」おじいさんは呟く。8回目くらいでかかったエンジン音も怪しかった。大丈夫か?しばらく走って目的地に着くまで、おじいさんから発せられた言葉は‘おかしいな’だけであった。 さて、車が止まって降りてみると、絶句。どこに泊まるとこがあるんだ? まるで廃墟の中をじいさんは進んでいく。こ・これが今日の宿か・・・。 じいさんが住んでいる家の中の一室らしい。宿帳に記入して部屋に案内される。俺はこれまでタイやベトナム、カンボジアなどを一人旅してゲストハウスは結構見てきたが、日本でここまで最強レベルに出会うとは思わなかった!まぁ、この怪しさがたまらないんだけど。従業員もいない、じいさんひとり。俺はたまたま素泊まりにしたんだけど、食事つきならこのじいさんが作った料理を喰うのか、俺は喰いたくねぇな。客は俺の他にもう独りだけいた。しかも女の子!しかも食事つきで3連泊?!このコ、並の神経じゃねぇな。 もし良かったら黒島で2泊しようと思っていたけど、明日波照間に行くことにした。即決。 <最強のゲストハウス↓>
by kkzuz
| 2004-09-18 11:22
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