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12月18日(日) 曇り
実は今月初め、フルマラソンに初挑戦した。 友人のあつぽこときゃんも一緒に出るということで、エントリーしてから大会当日まではお互いに誘い合い、結構一緒に公園やマラソンコースを走った。 しかしフルマラソンどころかハーフすら走ったことがない。とりあえず少しずつでも走りこもう。 長距離は嫌いではないし、サッカーでも走りまくる方が好きなので、完走はまぁできるような気がする。とりあえずは目標を立てて頑張ろうと思い、走ったこともないくせに4時間半で完走、という無茶な目標を立てた。 ある友人は言った。 「フルマラソンはマジでキツい。でも完走できたとき、頑張った自分に感動した」 そしてある友人はこう言う。 「フルマラソンはマジでキツい。完走したとき、過酷過ぎてこの競技に腹が立った」 ・・・俺は完走できたら、どう感じるんだろう? 大会前1ヶ月を切ってからは3人とも結構な距離を走った。 普段の練習で普通に10kmは走った。体が軽いとき20km以上走った日もあった。 初めて20km走ったときは正直気持ち悪くなったが、別の日に再び20km走ると初めてのときよりキツく感じなかったりで、練習の効果も感じつつ楽しく走れた。仲間がいるのも大きかった。 そしてやってきた大会当日。 夜中中ずっと雨が降り続いており心配で仕方がなかったが、朝になるとやんでいた。 とはいっても太陽は顔を出さず、風が強くものすごく寒い。今にも雨が降りそうだ。 あつぽこと一緒に会場へ向かい、現地できゃんと合流。 荷物を預け、スタートラインにつく。 モノスゴイ数(約2万人)のランナーが列を作ってスタートの合図を待つ。 9時にスタートしたものの、スタートラインを越えるまでに13分掛かった(汗)。 個人差はあるかも知れない。俺の場合、走り始めて最初の2kmくらいはリズムを作るのに苦労するため、結構キツい。 そんな時、ふと横を見ると見覚えのある顔が!まこちんだ! 「なんだ、お前ちっともエントリーのこと言ってなかったくせに!」 「えへへ、ちっとも練習してないから言うの恥ずかしくて・・・」 人波を掻き分けながら、国際通り→ひめゆり通りとしばらくまこちんと一緒に走った。 で気が付いたらまこちんはいなくなっていた。彼はちっちゃいから探すのも大変だ。 時々雨がぱらつきながら、10km、20km・・・意外と快調だ。 コース自体も20km手前までは実際に走ったことがあったので、確認しながら走るカンジ。 ハーフまではノンストップ・2時間で走りきる予定で(予定通り)、中間地点(平和祈念公園)で一旦トイレに行く。 ハーフを超えてからは・・・さぁ、未知の世界だ。 30kmを超えたあたりから、1km1kmが長く感じる。この辺りでもう4時間半の目標との戦いにはとっくに惨敗している。 特に35km過ぎからは体力的にも精神的にもキツい。意外に頑張って走りつづけてきた俺の脚も、残り5kmの看板の前で停まってしまった。根性ですぐに走り出したけど。 残り1kmで衝撃のシーンを目撃する。年配のランナーが一人、倒れている! 人が集まり、心臓マッサージを施されている!ああ、あと1kmで・・・。あの老人は無事だったのだろうか?ショックを感じながら走りつづける。 そしてゴールの競技場がある奥武山公園に入る。 競技場へ、学生やボランティアスタッフが満面の笑みで迎えてくれる。 俺は長かった道のりを思い出し、それまでずっと沿道で応援してくれた人々への感謝の気持ちが溢れてきて、まだゴールもしていないのに泣きそうになった。 競技場に入りトラックを一周し、ついに念願のゴール! その後、あつぽこときゃんも見事完走!俺たちの練習は報われた。 スタート直後からゴール直前まで、沿道の応援は途切れることがなかった。こんなとこ、普段人いねぇだろ!という辺鄙なとこでも応援してくれる人はいたし、赤の他人でしかないランナーのために、バナナ・みかん・水・黒砂糖・塩・・・色々なモノを差し入れしてくれた。本当に沿道の応援がなければ完走なんて考えられなかった。 「フルマラソンはマジでキツい。でも完走できたとき、沿道で応援してくれた人たちへの感謝と感動しかなかった」 俺の感想はこれだった。
by kkzuz
| 2005-12-18 23:50
| スポーツ
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